酒井一之

酒井一之フランス料理人

法政大学在学中、料理の道をめざし、当時日本のフランス料理の名門「パレスホテル」に入社、その後大学を中退して1966年に渡欧。
デンマークを皮切りにフランス各地で実績を積んだ後、パリで最も歴史のあるパラスホテルであるホテルムーリスでシェフソシエ(ソース係のシェフ)としてかのサルバドール・ダリの料理係を担当、ホテル・メリディアン・パリでは前代未聞の外国人として副料理長を務める。

1980年に帰国、渋谷ヴァンセーヌと新宿シャーウッドの取締役総料理長に就任。
1999年に独立し、赤坂にビストロ「パラザ」開店。2006年に閉店するまでフランス各地の地方郷土料理や家庭料理が食べられる貴重な店と在日フランス人を中心に多くのファンを喜ばせた。

「クラブデトラント」の事務局長や全日本司厨士協会など数々の団体の要職を歴任するなどフランス料理界に多くの貢献をし、現在も精力的にホテルやレストランまた企業の顧問やコーディネーターとして活動し、調理師学校でも講演など次世代の育成にも力を入れている。

多分野にわたる著書や出版物は、今も若い世代に沢山の知識と夢を与えている。