Correspondance
クスクスはご存知、マグレブ諸国(アルジェリア、モロッコ、チェにジア)の代表的な料理。100年近くマグレブ諸国の宗主国であったフランス。フランスから多く冒険を夢見た人達が海を渡り、植民地からは大勢のアラブ人たちが、移民としてフランスに流れ込んだ。
長い歴史の中で、様々な交流が行われた歴史があるが、今回は料理の話し。植民地から出稼ぎにやって来た人々が商売を始めるには、食料品店、飲食店が手っ取り早くできる仕事。

そんな中で1番フランス人に受けた料理が「クスクス」だったと言う訳。植民地の長い独立戦争の結果、財産を現地に残して本国に帰国しなければならなかったピエ・ノワール(黒い足の意)と呼ばれるアラブ社会に長かった人達も、様々な事件物語があったが、クスクスの虜。

クスクスとはデュラムセモリナ粉(パスタの材料と同じ小麦粉)をアルファ化(糊化)して細かく乾燥させた物を蒸して、様々なシチューをかけ食べる料理で有る。
これがフランス人に受けて今やフランスの国民食みたい、大好きな料理のトップに踊りでる。余談であるが、いつもクスクスと1番2番を争うフランス人の大好物は、料理音痴とフランス人が笑うイギリスの料理、ステーキ・フリット(ステーキandチップス)なのが面白い。

今や、クスクスはフランス中の学校給食、病院食、従業員食の人気メニュー。何処のスーパー、コンビにでもクスクスの材料、もしくは、インスタント・クスクスが並んでいない所は無い。メーカーの競争も熾烈である。