アメリカ人は「もう駄目」って言う事をストライク・アウトって言うけど、フランス人は、les carottes sont cuites(人参は煮えた)、って言う。マイ・ダーリンは、mon chou(私のキャベツ)。母親は自分の子供を抱え、頬ずりしながらmon petit chou (私の小さなキャベツさん)ってウットリしている。最初、聞いたときは小さなキャベツさんて言いながら、子供をかじってしまうのかと心配したよ。「ずるい手」をアメリカ人は(カーヴを投げる)って言うけどフランス語はpetit cuisine (一寸した理)って表現する。「そんなの実現しない」は、(バターの串焼き)。物事の例えに、食べ物がひんぱんに登場する。アメリカ人は、フランス人って、人の話がクライマックスになるとすぐ割り込んでくるって文句を言うが、フランス人は、アメリカ人って、話し出すと止まらず、人に話をさせない、となる。左様、国が違えば、言葉も、考え方も違う。今度のイラク戦争でアメリカはフランスに対し相当頭に来て、フレンチ・トースト、フレンチ・フライ・ポテトのネーミングを変えてしまったって。